仁科峠展望台～風早峠～宇久須峠～魂の山伊豆山稜線歩道子連れ登山36 2歳

伊豆山稜線歩道は今回3回目。1回目は金冠山・達磨山を、2回目は達磨山・古稀山・伽藍山を歩きました。今回は達磨山周辺と並んで伊豆山稜線歩道の絶景ポイントとされている南側の仁科峠周辺を歩くことにしました。

朝9時過ぎに仁科峠駐車場に到着しました。仁科峠駐車場は狭く、車数台が停められる程度で満車になることが多いようですが、今回は曇り空のせいかはたまは冬だからか、2台停まっているのみで駐車スペースは十分にありました。

仁科峠周辺は樹林がなく笹原のため、高いところに登れば特まで見通しがききます。最初に駐車場の南側の仁科峠展望台へ立ち寄りました。今日最初の絶景ポイントです。曇りの中に晴れ間が見える程度の天気だったため、ややクリア度には欠けますが、それでも西側の駿河湾を見渡すことができました。

こちらは仁科峠展望台から北側。これから向かう魂の山方面や右側には達磨山と思われる山が見えます。左側に仁科峠駐車場も見えています。晴れれば富士山も見えるようですが今日は残念ながら見ることはできませんでした。

来た道を引き返し、駐車場を通り過ぎで北側の魂の山に向かいます。比較的なだらかで広い道だったため、2歳児に歩くように促しますが…。

ベビーキャリアに乗りたがってなかなか進まないため、仕方なくベビーキャリアに乗せて歩きました。そろそろある程度の距離を歩いてほしいのですが、2歳前後はイヤイヤ期でもあるため、なかなか難しいところです。

右奥に見えるのが魂の山。左側はその前にあるピークです。見ても分かる通り、魂の山は樹林帯の中ですが、左側のピークは笹原のため景色が良いため、休憩するには左側のピークあたりがお勧めです(厳密にはピークは狭く北側に木があるため、そのやや手前の広いスペースが休憩にお勧めです)。下側にあるのが宇久須峠の休憩所。絶景というほどではありませんが、屋根付きベンチがあるため、風が強い日はこちらでの休憩もお勧めです。行きは休憩するには微妙な時間だったため、ほとんど休憩は取らず魂の山に行きました。手前のピーク(上の写真では左上に写っているピーク)から魂の山の間はやや急な階段がありましたが、長い階段というわけではありません。危険度は低いですが、魂の山はそこまで眺望がきくわけでもないため、乳幼児連れの方は手前のピークまででも良いかもしれません(もっとも伊豆山稜線歩道はトイレがないため、危険度というよりトイレ問題の方が大きいかも知れません)。

魂の山山頂はこのように樹林の間から少し眺望がきく程度。

魂の山は普段は風が強いのでしょうか、木が斜めの方向を向いて生えていました(今日はそこまで強くはありませんでした)。

今日は魂の山で引き返し、仁科峠駐車場に戻りました。戻る途中、魂の山の南西側のピークの付近(眺望の良い場所)で休憩し昼食を摂りました。

このピークは特に南側の眺望が良く、仁科峠方面へ続く伊豆山稜線歩道を見渡すことができます。

この登山道からは、西側の駿河湾はもちろんですが、東側の相模灘や天城山方面も見ることができました。

仁科峠の近くまで戻ってきました。右上の丘が今日最初に登った仁科峠展望台です。左側の山は後藤山や伊豆山稜線歩道最高地点の猫越岳と思われます。後藤山周辺からは樹林帯になるようで、仁科峠から魂の山手前のピークまでが特に眺望が良いようです。

伊豆山稜線歩道はの絶景ポイントと言われる仁科峠周辺と達磨山・金冠山周辺を歩いてみて、改めて伊豆山稜線歩道は歩きやすく長めの良い場所が多く、乳幼児連れにもお勧めだと思いました。ただし稜線の道には売店やトイレ、水場などが一切ないため、麓や中腹の道の駅やレストハウスなどでトイレを済ませ、水や行動食などを調達する必要がありそうです。

番外編ですが、昨日立ち寄った恋人岬とその近くの土肥桜並木の写真も紹介します。
記録はこちらです↓

恋人岬は駐車場から標高差50mくらい下った場所にあります。徒歩15分程度ですが、2歳児も何とかほぼ自力で行って帰ってくることができました。恋人岬ではサザンカが咲いており、富士山を見ることもできました。