山行目的・理由

7月の3連休の最大の目的は唐松岳登山でしたが、せっかく1泊2日で北アルプスの麓に宿泊するため、唐松岳以外にも楽しめる場所があれば楽しみたいと考えました。2日連続で本格的な登山は4歳児には厳しいため、手軽に行けるハイキングを検討したところ、花も楽しめるということで栂池自然園に決まりました。
地図と登山ルート
GPSと軌跡
3Dマップ
記録
時間
| 内容 | 時間 |
|---|---|
| 山行 | 2h43m |
| 休憩 | 0h10m |
| 合計 | 2h40m |
距離
| 内容 | 距離 |
|---|---|
| 距離 | 5.6km |
| 標高差(up) | 190m |
| 標高差(down) | 173m |
タイムラインと写真
- 10:16栂池ビジターセンター
栂池ゴンドラリフト、栂池ロープウェイを乗り継ぎ、終点から少し歩くと白馬岳の登山口でもある栂池ビジターセンターに到着します。今回は白馬岳ではなく栂池自然園のハイキング。

ベビーキャリアを背負いたがる4歳児。 - 10:22水芭蕉湿原
ミズバショウは既に花期が終わっていますが、代わりにバイケイソウやアヤメを見ることができました。

バイケイソウ 
4歳児は木道が大好きなので足取りも軽い。 - 10:30風穴
猛暑にはありがたい風穴があり、このあたりでビジターセンターに戻る道と奥に進む2つの道との分岐があります。奥に進みます。

湿原にはワタスゲが咲いている。 
バイケイソウの群落。 - 10:47-10:56桶川
ここが1つ目の大湿原の終着点となる桶川です。川を渡ってさらに先の奥の湿原に行くこともできますが、ここでビジターセンターに戻ることもできます。水遊びが大好きな子供はここで水遊びに夢中になりました。たくさんの子供が遊んでいました。ようやく水遊びが終わると、川を渡った先にシラネアオイやキヌガサソウが咲いていました。

しばらく水遊びタイム。 
シラネアオイ 
キヌガサソウ - 11:28-11:30浮島湿原入口
桶川から浮島湿原入口の間は湿原の間をつなぐ道で樹林帯となります。道を抜けると浮島湿原に到着です。ここは3つの道に分かれています。母はいちばん奥まで行きたかったのですが、子供はニッコウキスゲがたくさん見られる浮島湿原を離れたくなかったようです。やむなく、奥まで歩く母と、ビジターセンターに引き返す父子と2手に分かれました。以降は母の記録となります。

ニッコウキスゲが咲いていた。ここで展望台に行く母とビジターセンターに戻る父子とに分かれた。 - 11:59展望台
ここが栂池自然園の最高地点となります。途中ヤセ尾根といって、狭く木道全体が斜めに傾いたような道を通るのですが、ここは4歳児には恐らくきつかったと思います。浮島湿原で折り返して戻ったのは正解だったかもしれません。ここの展望台からは晴れれば白馬三山などの景色が見えます。が、今日はあいにく雲の中。前日に唐松岳に登っておいて良かったとも言えるかも知れません。
- 12:07展望湿原
ここは展望湿原越しに白馬岳を臨むことができる絶景ポイント。あいにく山頂部分は雲の中でしたが湿原と山肌の様子は見ることができました。

展望湿原越しに白馬三山方面を見るがあいにく雲の中。 - 12:17モウセン池
展望湿原から標高を下げるとモウセンゴケが自生するモウセン池に着きます。モウセン池を通る道は階段の連続はありますが、ヤセ尾根のような危険個所はありませんでした。

モウセン池 - 12:30浮島湿原入口
父子を待たせているため、足早に戻ります。
- 12:43桶川
帰りは行きとは別の南側の木道を歩くことにしました。
- 12:35風穴
風穴の直前に、ミズバショウの群生地があり、辛うじて数株花が残っていました。

辛うじて残っていた水芭蕉。 - 12:59栂池ビジターセンター
帰りはミズバショウ湿原を通らず近道で。先に戻っていた父子と合流しました。
感想

4歳児は最初は木道を見て大はしゃぎ!このまま順調に全行程歩けるかなあと思っていましたが、昨日の唐松岳の疲れもあったのか、浮島湿原に着いたあたりでぐずりはじめ、結局引き返すことになりました。一緒に展望湿原まで行くことができればよかったのですが、とはいえ展望湿原までのヤセ尾根が意外にもハードな道で、大人でも登山慣れしていない方はきついだろうなあと思うほどの道。浮島湿原で父と一緒に引き返したのは正解だったかもしれません。植物よりもご褒美のアイスクリームに喜んでいたのにはちょっと複雑ですが、4歳なので致し方ないでしょう。
山に雲がかかっていて、天気は快晴とは言えませんでしたが、何とかもってくれて、高原の涼しく美味しい空気に魅了されながら良い時間を過ごすことができました。
山の情報
基本情報
| 地点 | 展望台(最高地点) | 栂池ビジターセンター |
|---|---|---|
| 標高 | 2020m | 1860m |
| 住所 | 長野県北安曇郡小谷村千国 | 長野県北安曇郡小谷村千国 |
| 備考 | 栂池自然園入口。トイレ・売店・食堂あり。 |
登りやすさ
点数対応表
| 点数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 水平距離(km) | 10~ | 9~10 | 8~9 | 7~8 | 6~7 | 5~6 | 4~5 | 3~4 | 2~3 | ~2 |
| 標高差(m) | 1000~ | 9~1000 | 8~900 | 7~800 | 6~700 | 5~600 | 4~500 | 3~400 | 2~300 | ~200 |
| 標高(m) | 3500~ | 3000~3500 | 2750~3000 | 2500~2750 | 2250~2500 | 2000~2250 | 1750~2000 | 1500~1750 | 1250~1500 | ~1250 |
| 危険度 | 危険 | ← | 中程度 | → | 安全 | |||||
| 対象年齢(歳) | 11~ | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | ~2 |
| 設備他 | ほぼ無 | ← | 並 | → | 充実 | |||||
項目の解説
| 水平距離(km) | 水平移動距離。移動距離が少ないほど点数が高くなる。 |
|---|---|
| 標高差(m) | 登山口から目的地(最高地点)までの累積標高差。標高差が小さいほど点数が高くなる。 |
| 標高(m) | 最高地点の標高。標高が高いと酸素濃度が薄くなり高山病になりやすい。標高が低いほど点数が高くなる。 |
| 危険度 | 登山道の広さ、斜度、鎖場・梯子・岩場・ガケ・(積雪期の場合)凍結の有無など登山道の状況を総合的に勘案した危険度。安全であるほど点数が高くなる。 |
| 対象年齢(歳) | 自力で登って下りて来られるであろうおおよその年齢。年齢が低いほど点数が高くなる。 |
| 設備他 | トイレや売店、食堂などの設備の充実度、登山道の景色や動植物の豊かさなど、難易度には直接影響しないが親が助かる、または子供が喜ぶ内容の充実度。 |
| ※2日間以上の行程の場合は、1日の日程の中でそれぞれもっとも数値が大きな移動距離、標高差、標高の点数。 | |
コメント

栂池自然園はいくつも木道が張り巡らされており、体力や時間に応じてルートを選べますが、上のレーダーチャートはいちばん奥の展望台まで行った場合です。展望台に上るヤセ尾根が核心で、ここはやせている上に木道全体が斜めに傾いており、非常に歩きづらかったです。ここを小さな幼児が歩くのはかなり難しいと思います。
展望台に行かず、今回の父子が歩いた浮島湿原までの周回であれば難易度はぐんと下がり、3~4歳児でも問題ないと思います。またさらに手前の桶川や風穴までであればほぼ平坦な木道ですので1~2歳児とのハイキングも可能でしょう。

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