レベル・注意事項
対象年齢(目安): 3歳以上(山頂駅~入笠湿原~花畑)/小学生以上(花畑~山頂)
※積雪期/子供の成長状況や経験、コンディション(凍結の有無等)により異なります
累積標高差(概算): 276m ※ヤマレコ計測による実測値です
GPSの記録
山行記録
2024年1発目の登山は木曽駒ヶ岳に行きたかったのですが、子供のお腹の調子がイマイチなことと、天気予報では風が強くなりそうなこともあり、冬でもサクッと登れる入笠山にしました。これまでに3回登ったことのある入笠山。昨夏にセカンドハウスを山梨に移してから近くなっりアクセスが良くなりました。「山に行こう!」というと「えーーー!」と乗り気でない子供も、「ロープウェイ乗って山に行こう!」というと「はーーい!」と乗り気になり準備もスムーズにできるため、今後しばらくは頻繁に通うことになりそうです。
入笠山にはいくつか登山道がありますが、子供を連れて行く時は、富士見パノラマスキー場(夏は富士見パノラマリゾート)のゴンドラを使い標高1780mまで上がるのが親子ともに楽です。今回もゴンドラ往復券を買ってゴンドラで山頂駅まで行きました。
この冬はどこも雪が少なめで、ゴンドラの山麓駅はほとんど雪がなかったのですが、山頂駅付近はさすがに根雪が残っていました。雪が好きな3歳児は最初はベビーキャリアには乗らず、自力で楽しそうに歩き出しました。足取りも軽く、あっという間に入笠湿原に到着です。
入笠湿原は一面の銀世界。晴れた日はサングラス必携です。
山彦荘までは子供のテンションも高く、雪と戯れながら自力で歩きました。
そして山彦荘のあたりに到着。子供がお腹すいた〜と言い出すので、仕方なく小休止してお菓子と水分を補給しました。その後3歳児は「パパ、乗っけて〜」と言って動かず。お花畑から先はどのみち3歳児が自力で歩くには難しい雪道なので、ここでベビーキャリアに乗せ、入笠山まで向かいました。
お花畑は上の写真のように緩斜面になっており、坂を登っていくと背後に八ヶ岳や浅間山が見えてきます。夏はこのお花畑あたりまでは散歩気分で来ることができ観光客も入りますが、ここから先は普通の登山道になります。
お花畑からしばらく歩くと、岩場コース(右)と迂回コース(左)の分岐になります。岩場といってもそれらしいところは1箇所のみで、登り慣れている人にとっては岩場と言える部類かどうかという感じですが、積雪期かつ子連れの場合は少なくとも下山は迂回コースがおすすめです。今回は登りは岩場コース、下山は迂回コースを使いました。今回は凍結していなかったため、滑り止めは使わず、ツボ足で山頂まで行くことができました。
入笠山山頂にはあっという間に着きます。山頂の標識の背後の山は中央アルプスと御嶽山です。
入笠山山頂からは八ヶ岳の全容を見ることができます。上の写真は南八ヶ岳の硫黄岳、横岳、阿弥陀岳、赤岳、権現岳、編笠山あたりまでが写っています。
富士山もばっちり見ることができました。
入笠山は南アルプスの北端にありますが、比較的近い距離にある甲斐駒ヶ岳、鋸山、北岳、仙丈ヶ岳を見ることができます。ただし目の前の山の稜線が重なるため、上のほうが少し見える程度です。
この冬は全般的に雪が少ないですが、八ヶ岳や南アルプスを比べると北アルプスは雪が多くみえます。
山頂は風がそこそこ強く、子供が早く下りたいというので長居せず、写真を撮影してすぐに下山しました。うちの子は寒さに強いのか、弱いのか…。帰りも入笠山のお花畑まではベビーキャリアに乗せて下山しました。滑り止めを使うような状況ではなかったものの、3歳児に雪道の下り坂はさすがにまだ早いかなあという感じでした。
お花畑で少しだけ雪遊びをして、またすぐにベビーキャリアでゴンドラ山頂駅まで向かいました。ゴンドラが見える前までは「疲れた」とか「寒い」とか言うのに、ゴンドラが見えるとベビーキャリアを降りて元気そうにする我が子。本当に疲れているのか疲れていないのか。。。
下りのゴンドラでは1人1つおしぼりが配られます。冬は温かいおしぼりなのでゴンドラの中でホッと一息つけるのはありがたいです。
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