レベル・注意事項
対象年齢(目安): 1歳半~
累積標高差(概算): 290m ※美ヶ原高原美術館込み
GPSの記録
美ヶ原高原美術館内の散策分も入っています。
山行記録
先日、子供がベッドから落ちて鎖骨を骨折してしまったため、危険度の高い山登りは2ヶ月ほど自粛。軽めのハイキングで、かつ酷暑を避けられるくらいの標高のあるところということで今回は美ヶ原を選びました(今日は8月末にしては歴史的な高温予報だったため)。
美ヶ原へは、牛伏山側の道の駅美ヶ原高原・美ヶ原高原美術館併設の駐車場が800台ほどスペースがあり、いちばん停めやすいと思います。今回はそこに停めました。より美ヶ原に近い山本小屋ふる里館には100台ほどスペースがありますがとても混雑しておりすれ違いで立ち往生している車も多々ありました。広さは不明ですが、王ヶ頭側の美ヶ原自然保護センターにも駐車場があり、松本方面からはそちらが便利かと思います。
車を停め、いざハイキング!と思いましたが、子供が美ヶ原高原美術館の動物のオブジェに惹かれたため、最初は美術館へ。美ヶ原高原美術館内のこども美術館には遊べるアートの展示があり、ハイキングを忘れて子供が楽しんでいました。
アップライトピアノが置いてあり、子供も大人も弾いている人がいました。子供が遊びに夢中なので、昔ピアノを習っていた母も1曲弾いてみました(中学生の頃に発表会で弾いたショパンの幻想即興曲)。アート作品で充分遊んで、子供はすっかり満足。そのため他の展示の見学はそこそこに、美ヶ原を目指しました。
美ヶ原は標高2000mの広大な台地のような山で、山頂台地は全面的に牧場になっています。子供は再び大喜び。
最初に出会ったのは馬。ニンジンのエサが200円で売っていたので子供用に買いました。エサをあげて大喜び。
美しの塔では鐘を鳴らすことができます。鐘を鳴らしたいというので、鎖骨を骨折しているので抱っこにちょっと工夫が必要ですが、慎重に抱っこされて鳴らしています。
ちなみに、結婚前に一人旅で冬に来た時はこのような景色。この時は山本小屋に宿泊し、日の出に合わせて散策しました。
美ヶ原は日本一百名山が見える百名山?として知られており、晴れれば北アルプスはほとんど見え、富士山、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、霧ヶ峰、浅間山など周辺の名山がたくさんみられる眺めのよい道ですが、今日はあいにく雲がかかっていてあまり見えませんでした。
でも、子供は山より動物。牛を見ながらのハイキングでかなりやる気を出してくれました。上の写真の電波塔やホテルが建っているあたりが王ヶ頭です。
それでも道の駅美ヶ原高原からは歩いた距離はこの時点で5km超(標高差はそれほどでもないのですが)。だんだん疲れてきたようなので、「王ヶ頭まで頑張ったらソフトクリーム」という目標を立てて歩くように促しました。王ヶ頭周辺がこのように牛を間近で見られるスポットでした。
王ヶ頭に着くと、約束通り王ヶ頭ホテルのカフェでソフトクリームを買い与えました。大人もお腹が空いたので、遅めのランチということでカレーと参鶏湯を食べました。ランチは14時までだったのですが、カフェに入ったのは13:50頃。ギリギリでした。
王ヶ頭から歩いてきた道を見るとこのような景色。これでも台地の南半分くらいです。美ヶ原がいかに広大な台地であることが分かります。
王ヶ頭からの帰りはアルプス展望コースを歩くことにしました。子供は疲れて眠くなったので父のベビーキャリアの中。アルプス展望コースは観光客はほとんど入らず、登山の格好をした人が時々歩く程度で美ヶ原の中では静かな方の道です。
途中の烏帽子岩でポーズを撮ってみました。
帰りに山本小屋近くの売店に立ちより、地元のシイタケを買って帰りました。子供は牛伏山から駐車場まではベビーキャリアを降りて再び歩きました。
おそらく骨折が鳴ければ夏に来なかったであろう美ヶ原ですが、美術館には子供が楽しめるスポットがあり、山頂台地には牧場ありで、山登りというよりレジャー感覚で楽しめる場所でした。
美ヶ原の夏は観光客が多いですが、冬は一転静かな場所。車が入るのがとても困難で、来るのは王ヶ頭ホテルと山本小屋の宿泊者くらいなのです(送迎あり)。冬の方が空気も澄んでいて山の景色も見られるため、また冬にも子供を連れてきたいと思います。
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⇒美ヶ原・美ヶ原高原美術館
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