レベル・注意事項
対象年齢(目安): 小学校高学年~
累積標高差(概算): 1000m ※ヤマレコ計測による実測値です
GPSの記録
山行記録
先日の乗鞍岳に続き、ずっと子供と一緒に行きたかった北アルプスの唐松岳。結婚前に五竜岳への縦走で一度登ったことがありましたが、今回は子連れということで、唐松岳単独で八方尾根からのピストンで行くことにしました。
八方尾根に着いたのは朝の8時ごろ。少し悠長に構えすぎたかもしれません。八方尾根スキー場の駐車場は7月の3連休にも関わらず、すんなり停めることができました。ただし1日1,000円で有料です。
ゴンドラとクワッドリフト2本を乗り継ぎ、八方池山荘まで一気に標高を稼ぎます。クワッドリフトの間の黒菱平にある鎌池湿原では、ちょうどニッコウキスゲが満開!白馬三山を背景に素晴らしい景色を見ることができました。
クワッドリフト終点からいよいよ歩き始めます。途中、コースが尾根を辿る直登コースと迂回コースに分かれます。私たちは子供が歩きたいという迂回コースを選択。
八方池山荘とリフト乗り場を振り返ります。
少しずつ高度を上げていくと、南側に五竜岳(中央)と鹿島槍ヶ岳(左)が見えてきます。両方ともカッコイイ!
迂回コースでカーブが続くため、見る景色が変わってきます。下の写真は火打山・妙高山・戸隠山方面。
子供は木道が大好きなため、あまり文句を言わずにどんどん歩いてくれるので迂回コースで正解だったかもしれません。
高山植物も見ごろです。下の写真はウツボグサとニッコウキスゲ。
そしてキンコウカ。
7月の連休はまだ雪が少し残っていました。雪のそばを通ると涼しくて気持ちが良いです。
尾根に出ると南側の五竜岳・鹿島槍ヶ岳の景色から北側の白馬三山や不帰嶮の景色に変わります。
そして八方池に到着!
八方池には撮影スポットが2つあります。最初の撮影スポットは不帰嶮を中心に天狗ノ頭あたりまで見ることができます。風が穏やかで、八方池の鏡面反射が見事です!
池をぐるりと4分の3周くらいすると、今後は白馬連峰中心の景色に変わります。右側の3つのピークが白馬三山。鑓ヶ岳、杓子岳、そしていちばん右の白馬岳。
白馬三山のみをズームしてみました。とってもきれいな景色!
3連休の晴天日ということで人がとても多かったので、名残惜しいですが写真だけ撮影して先に向かいます。このあたりで、「もしかしたらゴンドラリフトの営業時間内ギリギリの行程じゃないか?」ということに(やっと)気が付き、先を急ぐことにしました。子供のペースだと間に合わないので、できるだけ歩く意欲をそがないようにしたかったですが、やむを得ずベビーキャリアの中へ。
こうして大人のペースで足早に登り始めました。
クルマユリ。所々で綺麗に咲いていました。
1箇所、登山道に雪渓が残っている箇所がありました。扇雪渓というらしいです。登りは良いですが下りが少し滑りました。
雪渓を登って少し歩くと丸山という休憩適地に出ます。ここで小休止しました。北側は白馬三山の眺め。少し雲がかかって来てしまいました。
南側は五竜岳とその向こう側に鹿島槍ヶ岳。
丸山から少しだけ歩かせましたが…、やはり時間が気になるパパ。すぐにベビーキャリアに乗せました。
やっと本日の目的地、唐松岳が見えてきました。これまでは頂上山荘のあるピークに隠れて見えなかったのです。
頂上山荘(写真左下)付近では、唐松岳が間近に見え、その左側にカッコイイ剱岳の姿も見ることができます。
剱岳のアップ。カッコイイです。
唐松岳に向かいます。
最後の登りで再びベビーキャリアから降ろして歩かせました。
岩が大好きな4歳児、山頂標識をめがけてよじ登っていきます。
そしてついに山頂に到着!登りは約4時間かかりました。
山頂から頂上山荘と五竜岳への稜線です。
居合わせた方に記念写真を撮影して頂きました。子供は顔出しNGのようで、自らそっぽむいて写りました(;^_^A
唐松岳から北側の景色です。
連休初日に登るか、中日に登るか迷ったのですが、天気予報とにらめっこして初日に登り大正解でした!
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⇒唐松岳(八方尾根)
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