レベル・注意事項
対象年齢(目安): 大人と同様の体格になり雪山経験を積んでから ※積雪期
累積標高差(概算): 916m ※ヤマレコ計測による実測値です
GPSの記録
山行記録
最近は別荘の庭造りのために登山がご無沙汰気味ですが、GWは焼岳に登ってきました。
前泊・後泊は中の湯温泉旅館。日本秘湯を守る会の会員宿で、露天風呂から穂高連峰を臨むことができる(男女時間入替制)お宿です。
登山客や上高地への観光客も多く、お弁当を作って頂いたり、大正池や上高地への送り(帰りのお迎えはバス停まで)をして頂いたり、公共交通機関利用の場合は松本駅からの送迎もあったりと、サービスも満足のお宿です。
中の湯温泉から少し車で行くと駐車スペースがありますが、それを知らなかったため中の湯温泉からそのまま登りました。
3歳児は雪があるところまでは頑張れ!と励ましながら自力で歩くように促しました。多少の急坂も登れるようになり、成長したなあと実感。
この階段を上って少し歩いたあたりで「疲れた~」と言い出し、父の背中へ。
少しずつ雪が多くなり、広場の少し手前までくるとほとんど銀世界へ。
上の写真が広場です。ここまでくると、北側の視界が少しずつ開けるようになり、木々の間から穂高連峰を望むことができるようになります。
天気が良く、テンションも上がります!
向かって左側が冬季限定の南峰、右側が北峰です。冬季限定の南峰にも惹かれましたが、娘を背負っている関係上、よく歩かれている北峰に行くことにしました。このあたりから雪の急坂となり、12本爪アイゼンを装着。ピッケルも持って登ったため、しばらく写真は自粛しました。雪が腐っていてとても歩きづらかったです…。アイゼンを装着せずに登山して滑落している方も見ました。
山頂がすぐそこに見えるのに、なかなか辿り着きません。とはいえ、長い道のりにも終わりはあります。
雪渓を登り切ったところでアイゼンを外しデポしました。すぐそこに正賀池が見えます。
正賀池は半分融けており、ドラゴンアイ!?のような状態。
ここまでくると山頂はもうすぐ。稜線には雪がほとんどなく、それまで登ってきた雪景色がうそのように正真正銘の春の山でした。
そして山頂に到着。
快晴で穂高連峰・槍ヶ岳・笠ヶ岳・上高地まで北アルプスの多くの山々を見渡すことができました。
上の写真は、上高地を中心に左側が槍ヶ岳・穂高連峰、右側が蝶が岳。
広角で笠ヶ岳~槍ヶ岳~穂高連峰を撮影。
ズームで槍ヶ岳(左)から穂高連峰(右)の稜線。
笠ヶ岳(左)から抜戸岳?(右)あたりまでの稜線。
穂高連峰の奥穂高岳(左)、前穂高岳や明神だけ(右)と岳沢(中央下)。子供が穂高連峰を指差して「あのお山に登りたい!」というので、今後はこれまで以上に?鍛えていきたいと思います。
こちらは焼岳南峰。拡大すると山頂には結構登山者がいました。こうして見ると、火山だということが良く分かります。先ほどのドラゴンアイの正賀池も見えます。南峰の左側の山は乗鞍岳です。
山頂からは遠く白山を望むこともできました。本当に素晴らしい天気です。
一応、山頂の証拠写真も撮影しました。
天気が良く暖かかったのと、今夜も中ノ湯宿泊で時間はたっぷりあるため、ランチ休憩も兼ねて1時間以上は滞在しました。最初はほぼ貸切状態でしたが、南峰を経由して北峰に到着する方が多かったからか、少しずつ賑やかな山頂になってきました。そろそろ下山です。
正賀池の近くでアイゼンをデポしていましたが、その後多くの方が同じようにデポしていました。正賀池の先は急坂の雪渓のため、アイゼンを装着して下山です。
乗鞍岳を見ながら、雪渓をトラバース気味に下っていきます。
だいぶ標高が下がってきました。乗鞍岳もそろそろ見納めです。
踏み跡が明瞭なのでそれを辿りながら下っていきます。夫は子供を背負いながらすいすいと下っていきます。写真を撮影していることもありますが、だんだん離されました…。いつものことですが。
広場まで戻ると、子供が大はしゃぎ。
夫と雪だるまを作り始めました。普段の登山なら、さっさと下山するところですが、今日は中ノ湯温泉旅館に連泊。時間もありますし、早く戻って手持ち無沙汰になるよりは、子供を遊ばせても良いだろうとのことで、大休止。おやつを食べながら、しばらく雪だるまづくりに付き合いました。
今日は温泉でのんびりし、明日は上高地に散策に行く予定です。
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⇒焼岳北峰 中の湯温泉旅館からピストン
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