那須岳に登った翌日、2020年7月24日に安達太良山に登りました。
安達太良山も、昔宇都宮に住んでいた頃に頻繁に登り、登山道全体が緩やかで妊婦にも危険個所がほとんどないことが分かっているためマタニティ登山として選びました。
マタニティ登山の注意点についてはこちらの記事を、マタニティ登山ウェアについてはこちらの記事を、妊娠期間中に行った山行の一覧はこちらをご覧ください。
前日の那須岳は4連休にしては登山者がとても少なかったのですが、今日は朝から晴れたためか、駐車場はロープウェイ乗り場から離れたところにしか停めることができず、少し歩きました。
登りはあだたら山ロープウェイを使い山頂駅から。
ここは紅葉の時期はとてもきれいなのですが、さすがに今年の紅葉の時期は妊娠後期。登山は難しいことでしょう。
昨日よりも天気がよいせいか、体感気温もぐーんと上がりました。
安達太良山の登山道は、景色が良いのですが、反面日陰が少なめなので暑い日はしんどいです。
標高が引きわりに高い木もほとんどないのです。
山頂が近づいてくると、鉄山方面の視界が開けます。
下山に使う予定の道も見ることができます。とてもなだらかな山です。
安達太良山には1時間半弱で到着。
平時はもっと早く登れるのですが、妊娠6ヶ月で心拍数も上がりやすくなり、途中でかなりの人に抜かれたので、致し方ないです。
山頂部には「乳首」とよばれる岩があり、その上が本当の山頂です。
妊娠中なので登るか迷いましたが、登ってみることにしました。
やはり良い景色です。
こちらは山頂から鉄山方面。
宇都宮にいた頃は、北関東や東北のなだらかな山に慣れていたので、北アルプスや南アルプスのアップダウンの多い稜線に面食らいましたが、逆にアルプスのアップダウンに慣れるととても楽に感じる気持ちの良い稜線です。
本日のクライマックスの沼ノ平。荒涼としていて植物一つない一面黄色の大地です。
安達太良山の魅力は、紅葉や高山植物の緑、水が豊富な反面、このような荒々しい一面もあることだと思います。
天気が良ければ鉄山までの稜線を歩く予定でしたが、下り坂になってきたため、沼ノ平から下山しました。
途中の峰の辻でくろがね小屋経由の道と、より距離の短いショートカットルートとに分かれますが、飲料水確保のためくろがね小屋経由としました。
こちらの写真は峰の辻から見た安達太良山。
くろがね小屋から先は林道のため、ほとんどアップダウンもなく安心して通ることができます。
ただし距離が長いですが…。
勢至平から少し先になると、旧道と馬車道(林道)とに分かれます。
以前は毎回旧道を使って下山していましたが、ぬかるんでいて滑りやすく、道も狭いため、妊娠中の今回は林道を使いました。
時間はかかりますが安全には変えられません。
安達太良山は、子連れ登山の方も多く、中には小さい子を背負いながら登山しているお父さんも何名か見かけました。
無事に生まれて成長してくれたら、連れてきたい山の1つです。
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