レベル・注意事項
対象年齢(目安): 3歳以上(山頂駅~入笠湿原~花畑)/小学生以上(花畑~山頂~大阿原湿原)
※子供の成長状況や経験等により異なります
累積標高差(概算): 344m ※ヤマレコ計測による実測値です
GPSの記録
山行記録
前回の甘利山では標高差100mとはいえ自力で登って下りてこられた子供。今回はもう少し標高差のある、でも背伸びし過ぎない山でどの程度登れるのか見たかったので入笠山に行くことにしました。ただ、今回の登山の動機の半分くらいは下界の酷い猛暑から逃れたいという思いもあります。ゴンドラで一気に標高を稼げる山はそういった点では有利です。子供も今のところは山がそれほど好きでなくてもゴンドラは好きなので、「ゴンドラのある山に行くよ~」と言うと連れ出しやすいこともあるかもしれません。
富士見パノラマリゾートは入笠山登山だけでなく、マウンテンバイクやドッグランなど様々な目的で訪問される方がいらっしゃいます。登山の場合はゴンドラ往復券を購入して山頂駅まで向かいます。ゴンドラを利用しない登山道もありますが、標高差があるため、子連れの場合はゴンドラ利用が便利です。
ゴンドラを降りるとお手洗いや売店などがあり、ちょっとした賑わいを見せています。お手洗いを済ませ、向かって左側に進むと入笠湿原や入笠山に向かう登山道の入口があります。子供の足でも20分程度で入笠湿原に着きます。
林道を横断し、湿原が近くなると上の写真のような下りの階段。ゴンドラ山頂駅より標高を下げます。
湿原は花菖蒲が見ごろを迎えていました。写真ではわかりづらいかも知れませんが、紫の花が花菖蒲です。
入笠湿原は木道になっており、南北東西様々な角度から湿原を見ることができます。南東側がやや標高が高くなっており、こちらからゴンドラ山頂駅に戻ることもできます。
木道が大好きな子供。入笠湿原のパンフレットに見入ってます。
入笠湿原を過ぎ、山彦荘を過ぎてしばらく歩くとお花畑に出ます。こちらはニッコウキスゲが見ごろでした。お花畑のあたりから子供が「疲れた~!」と言い出し一向に足が進まないのでベビーキャリアに乗せました。
お花畑の上部ではシロバナミヤマオダマキなどが咲いていました。
お花畑を過ぎると、それまで小さな幼児でも歩ける程度の緩やかな道から登山らしい道に変わります。小学生くらいの子は自力で歩いていますが、3歳児はまだ自力は難しいかもしれません。登山客の多い山なので、無理に歩かせると渋滞の原因にもなります。そのままベビーキャリアで山頂まで行きました。
今日は下界が猛暑日のため、山頂もとても暑かったです。20℃台後半はあったのではないでしょうか。
今回は初めて大阿原湿原に向かうことにしました。子供はベビーキャリアから下りて、自分で歩き始めました。
入笠山までは、湿原にお花畑といくつか見所があるのと、登り慣れていることもあってあっという間についてしまうのですが、それと比べると大阿原湿原まではかなり長く感じます。暑い中での登山ということもあるかも知れません。
大阿原湿原はだいぶ草原化しています。ワタスゲが少し咲いていましたが、花はさほど多くはありません。訪れる人も少なく、静かな湿原です。大阿原湿原の入口付近に休憩する場所はありますが、湿原に入るとベンチなどはありません。
入笠山から大阿原湿原まで歩いた子供ですが、暑くて疲れたようで、大阿原湿原からは再びベビーキャリアに収まりました。ベビーキャリアに乗ってすぐ、ウトウト…。
大阿原湿原からの帰りは入笠山に寄らず、直接お花畑に向かいます。途中、八ヶ岳ビューポイントがあります。入笠山周辺で八ヶ岳を見るにはここがいちばんかも知れません。
さらに歩くとお花畑の最上部に出ます。入笠山に登るときはお花畑の中腹あたりでお花畑から離れるのですが、大阿原湿原方面への道はお花畑の最上部までつながっているのです。
今日は下界が猛暑日だったため、入笠山周辺も日差しが強く暑さを感じる中での登山となりました。標高差もそれほどないのに、体力を消耗した感じがします。
下りのゴンドラでは1人1つおしぼりが配られます。冬は温かいおしぼりなのでゴンドラの中でホッと一息つけるのはありがたいです。
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