レベル・注意事項
対象年齢(目安): 小学校高学年以上 ※子供の成長状況や経験等により異なります
累積標高差(概算): 914m ※ヤマレコ計測による実測値です
GPSの記録
山行記録
セカンドハウスの引越しで近くなった日本百名山の瑞牆山。子連れ向けの山ではなく、登山エキスパートの夫も子供も全員の体調が万全でないとなかなか足が向かずに敬遠していました。それでも諦めきれず、年末年始の長期休暇の中で体調も天気も整った本日、登ってきました。
みずがき自然公園からの周回コースを計画していましたが、周辺が通行止めになっていたため、急遽瑞牆山荘近くの県営無料駐車場からのピストンに変更しました。この時期は登山者がさほど多くはないようで、朝9時と遅めの到着でもゆとりを持って駐車することができました。
前回の日向山では積極的に歩いた子供ですが、今回は気分が乗らないのか、最初からベビーキャリアに乗りたがりました。今日は距離も長くあまりごねる子供に付き合っていられないため、仕方なくベビーキャリアに乗せてスタートです。
富士見平小屋までの道は落ち葉の層が非常に厚く、登山道の木の根や石などが隠れて歩きづらくなっていました。登りはまだ良いのですが、下山時何度かつまづいたりしました。汗
林道との交差をすぎてしばらくするとこれから目指す頂、瑞牆山を望むビューポイントがあります。ここから見る瑞牆山はなかなかカッコ良いです!夫も私も思わず足を止めて写真撮影タイムです。
しばらく歩くと富士見平小屋に着きます。夏はここで休憩したりテントを張る登山者で賑わっていますが、今日は富士見平小屋は営業しておらず、閑散としていました。水場は枯れていました。今年はまだ根雪になるまで積もっておらず、雪解け水が流れるような状態からは程遠いのでしょう。
休憩もそこそこに瑞牆山山頂を目指します。天鳥川出合まで一旦下り、そこから再び登りになります。天鳥川出合を過ぎると程なくして桃太郎岩が見えてきます。
上の写真がその桃太郎岩。桃の形をした大きな岩が割れており、まるで中から桃太郎が割って出てきたようです!この辺りから斜度があがり、階段が多くなります。
桃太郎岩から少し先、凍結している箇所がありました。ただ、現時点では避けて通ろうと思えば通れる状態でしたので、滑り止めを使わず通ることができました。この小川が凍結していた他は雪も凍結箇所もなく、年の瀬にもかかわらず晩秋の山という感じでした。
子供はここまでずっとキャリアの中だったため、一度下ろして歩かせようとしました。うちの子供は、平坦な道より岩場などの方が意欲的に歩くため、良かれと思ってチャレンジさせたのですが、さすがに瑞牆山の岩場は3歳児にはキツかったようで早々にギブアップしました。。。山頂までは岩場がメインの登山道のため、この後山頂まではずっとキャリアの中でした。
1時間半ほど、階段や岩の急登を登り切るとようやく山頂です!
最近は子供も歩けるように標高差の小さな山ばかり選んで登っていたため、瑞牆山は1000m弱の標高差ですが、久しぶりに「しっかり登った!」という感覚でした。
雲海の中から見える富士山は幻想的です。12月末にも関わらず、あまり雪が積もっていないように見えます。
こちらは金峰山です。遠くからでも五丈岩は目立って見えますね。
こちらは南アルプスと中央アルプスを広角で撮影した写真です。
こちらは間近に見える八ヶ岳。
そしてこちらは北アルプスの一部です。今日の瑞牆山は雲1つない天気で四方の山々をはっきりと望むことができました。十数年ぶりの瑞牆山でしたが、前回はあいにく曇りで周囲の山々をしっかりみることができませんでした。今日は絶景を眺めながら山頂の岩陰で昼食休憩を取りました。
栄養と水分をしっかり補給したら下山開始です。
登りにはなぜか通った記憶のない胎内くぐりのような箇所があり、ここはベビーキャリアを背負ったまま通ることができないため、一度キャリアをおろして子供には歩いてもらい通過しました。とはいえここの箇所のみならず瑞牆山の岩場全般的に子連れ向けとは言い難いのは間違いありません。
2023年は今回の瑞牆山で登り納めとなりました。2023年は子供の体力は大きく向上し、年初はほとんどベビーキャリアに乗っていたのに、夏頃からはベビーキャリアから降りて自力で歩ける距離がかなり長くなりました。その分、子供に成長に応じた山行計画が必要となり、登山のレベルやペースは子供に合わせ平易なものに、そしてゆっくり目にはなりました。幸い山梨県や近郊の長野県には子供連れでも充分に楽しめるような山が多くあり、とても助かっています。
2024年はどのような年になるのでしょうか。引き続き子供の成長に合わせた登山を楽しみながら発信してして行きたいと思います。
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