双子山下塚 富士山御殿場口から幕岩経由 子連れ登山40 2歳

幕岩から四辻に向かう登山道で富士山と宝永山 2歳

富士山の南東側、御殿場口五合目の上部に位置する双子山は今回で9回目。
別荘から御殿場口がすぐ近くにあるため何度も通いましたが、今年の夏ごろ山梨県北杜市へ引越しの予定。今回が最後となるか、まだ登る機会があるかどうかは、天気や引越準備の進捗次第ではあるので分かりませんが、いずれにしてももう登る機会は2~3ヶ月もありません。山梨へ引越したら、少なくとも当分の間は八ヶ岳や奥秩父、南北中央アルプスへの山行がメインとなりそうなためです。

朝は霧の中だったためか御殿庭口五号目の車はまばら。御殿場口最上部の駐車場に難なく止めることができました。
御殿場口から双子山を目指すときは、幕岩経由で登り、大石小屋経由で下山するのがお勧めです。逆コースの場合、幕岩下降点から幕岩までの急坂を下るのが危険なためです。また、大石小屋から双子山までの道は砂利状のため、登りで使うと3歩歩いて2歩下がる状態になり消耗するため、下りで使う方がおすすめです。もっとも、ベビーキャリアで登る場合は、大石小屋経由でのピストンが最も安全性が高いです(幕岩下降点から幕岩までの急坂を通らずすむため)。

幕岩までの道は所々ツツジが咲いており、特に幕岩のツツジは見事でした。
富士山御殿場口五合目から幕岩へ ツツジの登山道

シロバナノヘビイチゴと思われる花も咲いていました。群生というほどではないですが、たくさん咲いている箇所があったので撮影しました。

シロバナノヘビイチゴ

2歳児は最初はベビーキャリアに乗っていましたが、そろそろ斜度が小さく安全な場所では自力で歩いてほしいところ。途中、ほぼ平坦になるあたりで歩くように促しました。が、絶賛イヤイヤ期のためになかなかキャリアから降りようとせず、ぐずり始めてしましました。ところが単純な2歳児は、少し離れた場所でアンパンマンのお煎餅を見ると欲しい欲しいと言い出し、それならキャリアから降りて取りにおいで、と言ったら取りに来て、そのまま自力で幕岩まで1時間くらい?歩きました!しっかりアンパンマンの袋を握りしめています。

富士山御殿場口五合目から幕岩へ 子連れ登山

幕岩はちょうどツツジが見ごろでした。2歳児を歩かせたために随分ゆったりとした山行になり、12時近くなったため、幕岩で腰を下ろし、ツツジを見ながらランチ休憩を取ることにしました。

富士山麓 幕岩のツツジ

お腹を満たしたら出発。幕岩から幕岩下降点までの急坂は2歳児を歩かせることはとてもできないので、再びキャリアに乗せて出発です。三辻・宝永山方面と四辻・双子山方面への分岐を過ぎてしばらく登ると、森の樹高が低くなって視界が開け、富士山と宝永山が重なるように見えてきます。

幕岩から四辻に向かう登山道で富士山と宝永山

ズームで撮影するとこのような形です。雪が所々残る富士山に被さるように、宝永噴火の名残のある灰色の宝永山が重なっているのが良く分かります。

富士山と宝永山

2歳児は1時間歩いた疲れなのか、昼食後はずっと夢の中。こうして見ると2歳児にしてはムチムチ。私は背負ったことがないので…すみません^^; 今にも落ちそうな感じだったり、首の角度がほぼ直角だったり、寝心地良くないと思うのですが、揺れが心地よいのかキャリアではいつもよく寝ています。2歳児は最後までほとんど目を覚ますことはありませんでした。

双子山 子連れ登山

富士山と宝永山が見えたのはほんの一瞬で、その後雲に覆われてしまいました。下双子山(下塚)の山頂も下の写真のようにガスガス。一瞬見えただけでも良しとしましょう。

下双子山(下塚)山頂

 

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双子山 富士山御殿場口五号目から幕岩経由

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