丹沢 弘法山・念仏山・高取山 子連れ登山34 2歳

弘法山 2歳

今日は丹沢の南東端の弘法山・念仏山・名古木浅間山・高取山を縦走しました。
写真をほとんど撮影しなかったため、文章でのご報告になります。

駐車場は弘法山公園第1駐車場を利用しました。駐車場から尾根までは5~10分ほどであっという間に到着します。尾根道は非常に幅が広く、弘法山直下は非常に緩やかな階段になりますが、段差が低いために2歳児も問題なく自力で登頂することができました。弘法山周辺は幼児と登山する場所としてとてもお勧めです。弘法山と反対側の権現山方面には今回行きませんでしたが、こちらには展望広場などもあり、より子供向けかも知れません。今日は天気がさほど良くはありませんでしたが、弘法山からは樹林越しに麓の街の風景などを見ることができました。弘法山は鐘と本堂があり、休憩スペースも広々としています。ただし私たちが到着したときはちょうど正午ごろ、宴会中のグループで賑わっていたため、お参りのみして山頂を後にいました。

弘法山から先も、しばらくは幅広く緩やかな道が続きます。2歳児も順調に階段を下り歩いていましたが、ほぼ平坦な道になったところで葉っぱや木の枝などに気を取られ、大ブレーキ。結局そこからベビーキャリアに乗せて歩くことになりました。順調に歩いていたとしても、少し先の善波峠周辺からは一般登山道のように道幅が狭くなり、子供と手をつないで歩くことはまず無理だったので、どのみちベビーキャリアに乗せて歩くことになったと思います。

善波峠から念仏山まではほぼ登りとなります。樹林帯のため、あまり眺望はききません。念仏山の山頂はあまり広くはなく、ほぼ樹林に囲まれるため眺望もさほどききません。子供もベビーキャリアの上で夢の中だったため、念仏山ではほとんど休憩を入れず、高取山を目指すことにしました。

念仏山から高取山までの間は、2つピークがあり、高取山側のピークは巻きますが、念仏山側のピークは越えていく感じになります。そのの手前と高取山の手前に急登があります(急登といっても、このコースの中で最も急であるだけで、本格的な登山の急登と比べると易しいものです)。とはいえ、子供の体重は2歳児にも関わらず既に15kgオーバー。夫はテント泊の装備を背負って登山しているような感じです。「野菊と信仰の道」という名前も付けられているだけあって、野菊が咲く秋などは花も楽しめるかも知れません。

高取山からは樹林越しに大山が目の前に見えました。ベンチが2つあり休憩するスペースは十分です。ちょうど20名ほどのパーティがいましたが、休憩を終え下山されるところだったようで、ベンチに腰を下ろしてランチ休憩を取ることができました。甘酒、ジャスミン茶、ミカン、近所のパン屋さんで購入したパンなどでお腹を満たしました。

下山は来た道を戻るか、麓に下りて車道を歩いて駐車場まで戻るか考えましたが、行きの感覚では登り返しがそこまで大変ではなさそうなこと、麓に下りても駐車場まで坂道を上らなくてはいけないこと、所要時間はほとんど変わらないこと、車道よりは登山道のほうが気持ちが良いだろうとの判断から来た道を戻ることにしました。

弘法山~高取山の間は眺望を楽しめる場所がほとんどありませんでしたが、反対側の権現山周辺には展望台があり、眺望も楽しめるようです。登山が趣味の大人には物足りないかもしれませんが、幼児との山歩きと眺望を楽しむ目的ならば、権現山~弘法山の間で楽しむのが良いかもしれません。

子供が成長するにつれ、子供のペースに合わせた登山を行うのか、ベビーキャリアに乗せる前提で親が行きたいところに連れて行くのか、迷う機会が多くなりそうです。

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